(531―23―6)野施行千代に八千代に
水恋鳥魚夫

(番外編41―23―6)
朔太郎は近代史の父か

否、いな
と言う
月に吠える以外はみんなダメ
自己の思想を系統的に書いた人はおりません

朔太郎に前橋はド田舎そのもの 
フランスに行っていたら
我々は今とは違う朔太郎に出会っていた.


フランスに行きたしと思えども、、、
かの人の嘆きが月に吠える

もし朔太郎がフランスに行かばベルサイユ宮殿で
コンコルドの縮尺50分の1模型を見ることができた

もし朔太郎がフランスに行かばナメクジとカタツムリのスープを召し上がる
ことができた

もし朔太郎がフランスに行かば歌麿コレクション展で日本を紹介できた
その絵は触れ込みから大盛況で江戸自慢の混浴風呂だった

さらばハイセイコー 100年早く生まれてしまった 朔太郎
さようならボイジャー 竹細工で宇宙に飛ぼう人生竹とんぼ 朔太郎




散文(批評随筆小説等) (531―23―6)野施行千代に八千代に Copyright 水恋鳥魚夫 2024-11-28 15:08:11
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