貧しい自称詩人に
自称詩集を出してやるからと
巧みに信じ込ませ
老人の多く住む
高級住宅街に強盗に入らせるという
犯罪がこのところ頻発している
集まった自称詩人が
犯行を思い留まろうとすると
お前が自称詩人であることを
世間に公表すると脅されるので
拒否出来ないらしい
自称詩人達はお互いにハンドルネームで
呼び合うため
自称詩投稿サイトで既に知っている者もいて
「ああ、あなたが松ノ木成長さんなの！
いつもイイね押してますよ、読んでないけど」
と和気あいあいの雰囲気で
老人に暴行を加えているらしい