祈り
栗栖真理亜

日々の営みがたとえ遠くになっても
ロウソクの炎がたとえ揺らいでも
無敵の魂である事を信じている
野に咲く一輪の花が雨風に耐え忍ぶように
彼も今の苦境を耐え忍ぶことを
楽な道ではない事は知っている
だからこそ彼には立ち上がって欲しい
頑張ってここまできた彼だからこそ
武運を祈りいま彼を思う人々の思い
時間が経つ程大きくなっている事知っているはず
できる事なら代わってあげたいと思う人もいるだろう
後一歩で夢に近づける
理由はいろいろあるかも知れないけれど
まだまだ彼にはやらないといけない事がある
すぐにとは言わない
用意周到に準備して挑めばいい
迂回してきた分
逃げずに戦う彼だと信じたい


自由詩 祈り Copyright 栗栖真理亜 2024-10-26 01:23:29
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