ふざけ
れつら

明らかに明るい顔が
なんでいるの?
飛び出したいくらいうれしいです
よくわからないままに話して
終わりかと思えば続いて
話の終わりを
つけるのが難しい男でした
泣かないで
それより泣かせないで
どうでもいいから生きて
ふざけんなよ、のほうが
ふざけてる、より多くなった昼夜に
意味なくなった言葉がたくさんあって
やや多めの罠
まちがいの喜劇
放されたせりふがそのへんにおいてある

おしおし
おいおいおい
柳といったら泣くのが定説けど
いない人のことかもしれないじゃないか


自由詩 ふざけ Copyright れつら 2024-10-19 23:01:47
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