恋愛のカタチ
落合朱美
あの嘘を見破るなんて野暮なことしなきゃよかったサヨナラ純情
ツマラナイ女になるなと口癖のように云うから泣いたりしない
ピンヒールの靴を履いたら女王様君はかかとの下で傅く
口紅の色を迷うはむだなこと 刹那に君の中へ消えゆく
Yシャツに密かにうつす淡き香は嵐を招く小さな反乱
短歌
恋愛のカタチ
Copyright
落合朱美
2005-05-22 23:29:01