続/つづくセカイ
もこもこわたあめ

繋いだ手はあなたの前で煙と化し
肉体は黒い球体と化しそれがかつて人の姿を演じていたことなど
忘れさせてしまうような
違和感と共感
虚と在をもちあわせている

平行にスクロールされていくセカイ

目の前で繰り広げられる光景に
ただ絶句して見入る

誰かが告げる
もう一人 同じ思考と肉体を持った自分に告げる

これは
ひとつ踏み外したものへの
然るべき結果であり
始まりである

と・・・


20050521


自由詩 続/つづくセカイ Copyright もこもこわたあめ 2005-05-21 22:00:29
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