花花 
陽向(2躯-30~35)

花を見つめて、いたら
グロい気がした

幻覚が、花を、大きくしたり
小さく、したりして
いつの日かの誰かが
あなたを、支配すると、嘆いてた

でも、僕は、僕が誰だか分からず
それは脳な気がした

愛してるのか、この肉体の、僕を?
そうではないです
だから近寄らないんでしょ

可愛いすぎて、と、狂った
コップを投げつける、目の前の男に

部屋が物だらけだと、僕じゃないところからいう
良かったのさ、僕からしたら

君はそんな子じゃないなんてさ、なんで分かるの?
君はそんな子みたいに見てるんじゃないの?

してもいないナイフを
してもいないまま無くしてしまった

前世は3回くらい
僕の思考が変わるたびにいる

日記じゃない、計画じゃない、要領じゃないと
悩むたびに、それらしくなる

手の平にお花ちゃんがペタペタと笑っていた


自由詩 花花  Copyright 陽向(2躯-30~35) 2024-06-30 21:22:08
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