詩について思うこと その2
ふるる

つぶやきみたいなものです。去年も書きましたが、また変わってきたかも。

○私にとっての詩

私にとって詩は、言葉では表しにくい、なにかを感じられるもの。
読んだとたんに、さーっと風だか時間だかが吹き抜けていくような・・・吹き抜けていった後、しーーーん。とするような。
何だろう、あれって。あれって・・・小説を読んだ時の「人の人生をバーチャル体験した」という感じとは全然違う。「人」とかじゃなくて、なんだろ、もっとこう・・・・・・・「火」とか「水」とか、触れるけど持てないけど身近にあって、親しみがあって、よく知ってるようで全然知らないものをバーチャル体験した。みたいな感じかなあ。
(かなあって)
まあ、今はそれを詩と思います。

それから、言葉を並べて、言葉以上の何かを出現させるもの。
とは去年も書いたのですが。
何かってよく分かりませんが、けっこう動物的なものがもわーんと出てきて。。。
「そうだ、〜しよう!!」なんて、人を動かしちゃったり。逆に、調子悪くしちゃったり。
感動というのとはまたちょっと違ってて、もっと外部的な・・・えーっとえーっと、やっぱりわかりません。すいません。


○こんな詩をいいなあ〜と思う

最近は、絵だか文字だかよく分からないもので詩を書くというのに興味があります。
すごく気になります・・・。
言葉は自由なようで全然自由じゃないしなあなんて。
言葉を組み合わせて、意味(というかあるものとあるものを分けるという区別)から解き放てばいいのか。。。私には無理だ・・。

○私の書く詩はこうありたい

一つは、みんなが共通して持っている感覚的なところをぐーっとつっつくような詩。
とは去年も書いて、今年はその方法を見つけました。1コだけ。
それは面白さ。なにか、びっくりするとか、なんじゃそりゃ???みたいな
のを書いたら、一応「面白がる」ところはちょんとつっつけるんじゃないかと。
まあ、面白がらせようという気持ち一杯じゃあダメですが。

もう一つは、読んだ人が、色んな見方ができる詩。
これも去年も書いて、今年はその方法を見つけた気がします。
「なるべく普通のことを、簡単な言葉で、淡々と述べる。」
これなんじゃないかと。食べ物でいったら、白いご飯。どんな食べ方でもどうぞ?っていう。
どうかな?


○今後の抱負

・ネットの詩について、色々考えたい。

ネットの詩は、読者と作者がすごくリアルタイムで近くて、それは今までの詩とか詩作とは全く違うんじゃないか、違ってくるんじゃないかと思い。つらつらと・・・。
バカの考え、休むに似たりですが。

・詩と音楽について、色々考えたい。

詩と音楽は似ている気がします。音やリズムや間を気にするところ。鑑賞する時、感じようとするところ。
やっぱり日本人が大好きな音階とか、リズムや間があって、そゆの、日本の音楽と日本の詩を結びつけて研究した人とかいるのかなって。

・短歌の勉強〜

昔のでは、北原白秋の短歌がツボです。素敵すぎます。短歌も、色々と奥が深そうで・・・簡単には入っていけなそうだけど。


○もう1つ、今後の抱負

詩作は苦しいもの、産みの苦しみを経ないとだめ、というイメージなのですが、それを聞いたら私のような一般人は「えーーっやだなあ・・・お楽しみの趣味なのに・・・」と思ってしまいます。なので、私くらいは「そうでもないよ・・・」と言いながら、詩を書いていきたいです。
(産みの苦しみを味わっている方を尊敬していますし、だからちょっと申し訳ない気がいつもしていますし、詩に不真面目に接する、という意味ではないですが)
あと、詩の朗読も聞いてみたいです。

おわりです。


未詩・独白 詩について思うこと その2 Copyright ふるる 2005-05-20 16:26:13
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