あおぞら(新訂)
ひだかたけし

あおぞら

ゆうぜんと 、

ひろがって

またあえたね

あれから
血も縁も知も
たくたさん
捨てながらも

途半ば、

花びら ひらり
地に舞い落ち

赤々明々

わたし ハッと

立ち止まり 、

掴まえる この一瞬

あゝあおぞら

ひろがり

ゆうぜんと 、

見つめられて
見つめかえし





私たちは
いつからこんなに
離れてしまってたのかな

あれは遥か彼方のこと

とおいとおい

場のチカラに誘われ

私たち一つと一つ保ち
抱擁し合い交わり合い

ホントのしあわせ 生きていた 






青空にっこり
私もにこり
この瞬間、
私たち
また
交わり
生きて居る

見入り魅入られ 
ひっそり浸り
互いが互いの内に

あって在らしめられ

ひとつ と ひとつ

まじわりいきづきいきている






自由詩 あおぞら(新訂) Copyright ひだかたけし 2024-06-12 17:11:04
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