若者が昼夜逆転の生活になってしまうのは
二十代までは眠り続ける体力があるので
平気で昼過ぎまで眠れてしまうからとのこと

その日は夜になっても眠くならないので
やっと眠くなった深夜に眠ると
眠り続ける体力があるので起きたら昼過ぎ
これが繰り返されることで
昼夜逆転の生活になってしまい
学校や職場に行けなくなってしまう

昼夜逆転にサヨナラするには
無理にでも朝起きて太陽光を浴びて
体内時計をリセットすることらしいが
全力で眠り続ける剛速球を打ち返し
ホームランにするぐらい難しそうだ

そこで眠り続ける体力を落とすには
体と頭を動かして心底疲れきればいいと試したら
疲れが回復するまで更に眠り続けてしまった
もうどうにもならない

あるとき三十代近くになると
大人として自覚が芽生えて
規則正しい生活になるから大丈夫と言われたが
それは眠り続ける体力が無くなっただけで
自覚が芽生えた訳ではないだろうと思った
だって時間は守れても
ルールを守れない大人が多いから

ユーチューバーにでもなれば
昼夜逆転のままで
ヒットも打てる時代だと二度寝したら
眠り続ける体力が無くなって
打席に立てなくなる夢を見た