よく知らない
余韻
2024.2.23.
俺はよく知らない それもよく知らない
俺もよく知らない どれもよく知らない
時間になれば腹は減るだけだ
時間が経てば腹が減るだけだ
そうだ それはそれとしてだ 毛布にくるまって
何も持たずに何も考えずに夢見ていたいんだ
遠い日の夢さ
笑うに笑えないとか 笑うしかないだとか
この手で届く距離って何処までだろうね?
まだ一分あと一分 まだ一年もう十年
でもね 今は今だけなんだ 外が雨ならば
いいや晴れていようと 今は壊れかけの街が酷く悲しいから
俺はここで見送る
その真実も昨日までの明日からの現実も
何も思わずに何も集わずに夢見ていたいんだ
手を振り返すまでは