夢十夜 ⑧
レタス

南国の島で肌を焼いていた
二十歳くらいの娘がやってきて
島の事を話した
娘はジュゴンが美味しいという
ぼくは気分が悪くなり
話しを止めて清水医院に行った
ジュゴンを食べるという話しを聞いて
気分が悪くなったと話した
清水医師は
「それでは注射をしておきましょう」と言って
太い注射器に緑色の蛍光色をした薬を打とうとした
ぼくは怖くなって走って逃げた


           初出 日本WEB詩人会 2024/03/16


自由詩 夢十夜 ⑧ Copyright レタス 2024-03-16 07:16:05
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