ひだかたけし

肉の遺伝子の
流れを抱え
ながらも
明証の内に
現れ在るもの
刻み込まれ

清瀬駅の改札口、

吐き出されて来る 
人、人、人、
一人一人の顔 瞬時に捉え 
己もまたその一人の内と

想わず笑い込み上げる、

無数の異なる魂の現れに






自由詩Copyright ひだかたけし 2024-02-06 16:40:39
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