つれづれと俳句
朧月夜

自転車のライトが照らす粉雪や

冬の夜は汚れっちまった悲しみに

冬日とて洗濯物は疾く乾き

漱石忌わがはいはまだ猫になれず

傘をさす日も遠くて傘買う冬の日

師走路の道の半ばに小高い丘


俳句 つれづれと俳句 Copyright 朧月夜 2024-01-05 16:47:46
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