Too far away
レタス

夜の静寂しじまに独り遊びは慣れている
悲しみと 愛しさの狭間でウイスキーをあおり
君を待つ秒針だけが過ぎてゆく

期待と不安がよぎる交差点
ヘッドライトだけが過ぎていく

ぼくは君のうたに誘われて
至福という文字を始めて知った

その横顔にキスをしていいですか
その黒髪を撫でてもいいですか
その華奢きゃしやな肩を抱きしめてもいいですか

君が病んだ時に
ぼくは君の傍に居られるだろうか
君が泣いた夜に
ハンカチでその頬を拭えるだろうか

何時までも 何時までも
君を待っている


自由詩 Too far away Copyright レタス 2023-12-25 00:43:24
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