つれづれと俳句
朧月夜

愚痴などは言わぬと決めて冬の月

姦しや冬寒の月は上弦で

冬ざれの野には野の想いがあり

乾かない髪に触れて確かめる冬

冬苺口にほおばる我と父

狐火を追いかけてなお過去の時


俳句 つれづれと俳句 Copyright 朧月夜 2023-12-04 16:57:39
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