つれづれと俳句
朧月夜

雁の使はるか果てまで独り言ちて

蓑虫のなつかしさかな手を伸べて

愛らしや鶏頭の声千の風

渡り鳥今はまだ季節に遠く

悲しみの扉を開けて秋静か

玩具箱固い扉に秋深く


俳句 つれづれと俳句 Copyright 朧月夜 2023-11-07 16:13:13
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