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こしごえ

無知な私の闇に
月がてらてら光っていて
青白い私の横顔の
青白い縁は冴えかえり
ひとつの魂
ふるふるとふるえ
人のこころも分からない
故に
人のこころを思うが
ふるふるふるえるばかり

井戸の蛙
宇宙も知らず
井戸端の私も例外ではなく知らず
鳴く
星々の

消えるまで

最期にも
言いたい
悪い私だ
ごめんなさい
そして
ありがとう
月はしらんぷりで
闇に光っている
ひとつの魂
人も色々だね
そよ風はほほをなぜる
なぜ

答は無い 永遠の謎 永遠の
愛を
愛に返す





 ※ 初出 2023.10.29 13:41 日本WEB詩人会


自由詩 返信 Copyright こしごえ 2023-10-29 16:00:28
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