詩想12〇アクセス
ひだかたけし

優しく円かな熱を帯び
アナタの声 細やかに大胆に
拡張し収縮し懐かしく憧れ

 沸き立つ意識の浜辺に
 小さき蟹の群れ無数
 赤い残響の内に戯れ
 横走り去る波打ち際
 湧き立つ意識の浜辺に

(多層多次元から垂直に成るこの世界
変化するもの無常なるもの永久なるもの
映す私の意識によって生み出されたものとして私の意識に映る)

優しく円かな光を放ち
アナタの瞳 黒々と奥深く
拡張し収縮し哀しく歓び

明ける空無の中程一点、
何かが盛んに合図を送り

意識の浜辺波打ち赤々輝き響き

何かが何かカガヤキヒビキ









自由詩 詩想12〇アクセス Copyright ひだかたけし 2023-09-12 16:25:24
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