VISION 2
ひだかたけし

漆黒の三角、
漆黒の円に接近し
触れようとする

瞬間、

無限に 未来へと伸び過去から還って来る
こと夢見がちに覚醒しながら想い

漆黒の三角、

漆黒の円
その、
余りの巨大さ
深みの渦に触れ

赤い蛇行反復する、
赤い蛇行に留まる、

熱の感情の感覚 

夏の水流浴び憶えながら



自由詩 VISION 2 Copyright ひだかたけし 2023-09-07 19:41:45
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