脱 詩人宣言
アラガイs


 芸術における表現の自由という命題があらゆる意味に於いて言葉上の珍穴子である限り、今後詩人という名刺を自らに課し扱うことを私は拒否もしくは否定する。

その壱
詩人とはなんだろう。人が言葉を書き、言葉を扱う人がいる。これをすべて詩人という。詩人とは言葉上の虚空の存在なのである。
その弐
自由な文化芸術活動に携わる者はその創作活動に於いて自らを含め第三者の言動を束縛してはならない。
その参
自由な文化芸術活動を志しそれを余興する者はその創作活動に於いて第三者から束縛されてはならない。
その四
本来芸術作品の創作に関して上下関係の評価を与えるという行為は個人的な独断が大きく左右する。一つ限られた団体の壱限られた選者によって優越が褒章として付与されるのは芸術という観点に於いて理不尽な権威付けでもある。 
その五
以上の点に於いて文化芸術創作活動に携わるあらゆる団体の一会長(代表)制度を権威主義として私は否定するものである。      
            2023年五月12日   投稿者アラガイs      
※追記   バスサウナよりも風呂なのだ日本人には地温泉なのだ。そう思いながらもまだ服を脱げないでいる。





自由詩 脱 詩人宣言 Copyright アラガイs 2023-05-12 18:40:49
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