本を読む
日朗歩野

近くを見るとき
眼鏡を外すようになった

眼鏡なしで
本を読むと
沁みる
美味しさがちがう

眼鏡に頼らず
裸の自分で生きているという
喜びを背中にしょって
丸くなって本を読む





※スマホは目に刺さるからダメ。紙の本に限ります。


自由詩 本を読む Copyright 日朗歩野 2023-05-05 08:38:19
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