春の水彩
塔野夏子
春は心臓の尖端が
どうしてもやわらかくなってしまうので
君のためにチューリップを画こうとしても
とめどなく狂いゆく遠近法
自由詩
春の水彩
Copyright
塔野夏子
2023-03-29 12:00:41
この文書は以下の文書グループに登録されています。
春のオブジェ