この声に ほら その声に
ひだかたけし
棕梠の大木の許、
人人人 集い
歌に、聴き入る
午前三時、
天使が大地蹴る頃
その喉の震え
その声の旋律
その声の響き
意味 只 其処に
立ち現れ 在り
響き歌い歌い響き
開いた女の口から
湧き出る言葉、
呪いの歓びの哀しみの
力 宿し、自然 動かし
棕梠の大木の許、
人人人 集い
歌に、躍る踊る
午前三時、
天使が大地蹴る頃
時空から溢れる歌、言葉の原初、
遥か太古より木霊する
この声に ほら その声に
自由詩
この声に ほら その声に
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ひだかたけし
2023-03-26 21:46:32
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