たましい
ひだかたけし

薔薇の蕾
キャベツの穴、

覗いたら

何か蠢いた

卵の殼割れ ドロッと
己の内、深く高く沈み跳躍し

たましい 見つけた、


初恋、告白した雨降りの あの日のように





自由詩 たましい Copyright ひだかたけし 2023-03-18 22:26:12
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