みち
ひだかたけし

独り、歩む途
この冷える夜に
彼岸花咲き誇る、

土手に白鷺降り立ち
用水路たどりすすむ
のっそりのそり進む

この冷える夜に 
咲き誇る彼岸花群れ

白鷺、脇に息づき進み

赤々白々赤々白々
色彩、対象離れ
独自に浮遊し始め

独り 歩む未知

ひとり あゆむみち



自由詩 みち Copyright ひだかたけし 2023-03-01 21:49:56
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