心象
ひだかたけし

鋼の振動、
水色の空、

荒涼 一斉に立ち上がる
力動 一斉に押し寄せる

神様が観ているよ、
向こうの岸辺で
柔らかな湾曲に踊り
透明な静かさに憩い

白い三角、接触する 黒い円という未知

巨大な巨大に

すべて内其処にだけ秘められ、

極限の隔たりにて 神は待つ。




自由詩 心象 Copyright ひだかたけし 2023-02-06 17:06:33
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