もう一つの光景
ひだかたけし

ひなたぼこ、
光の海を泳いでる
子供たちの有り余る声、

響く大地に

泉の水が溢れ出す、
泉の清水、止めどなく

それは内密な場所で起こること
それは秘められたもう一つの現実

子供たちは遡る、
時の源頭まで
有り余る声響かせて
母なる自然の力、継承し
人間以上目指す人間として
子供たちは遡る、世界の水源まで


横溢する光、
黄に輝き聳え立つ岩峰、
苔むす緑の泉の原、広がり無限


閃光走り引き裂く空間に
憧憬の予感は現実となり
子供たちの有り余る声、

響く地球に
熱流、肉を貫き

新たな世界、内奥からもう一つ広がり

銀河の旋回する音楽聴こえ
















自由詩 もう一つの光景 Copyright ひだかたけし 2022-11-23 18:36:56
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