日は昇り 日は沈む
ダンテ カフカ ランボー
毎日同じことが繰りさえされ
ひとは それを 幸せと 言う
喜びも多いが 悲しみも多い
私も ひとと 同じように
幸せを思う
しかし 常に 一縷(いちる)の
不安が こころをよぎる
ひとは 永遠には
生きない
それでも 毎日
日は昇り 日は沈む
これを 「幸せ」と 言えるのだろうか
こころは 精神は
満たされて いるか
私は 考える
ひとには 知りえることと
知りえない ことがあり
それでも 今日も
日は昇り 日は沈む
私は 思う
私は 神と言われるものや
触れえないものに
感謝 すべきだろうか
私は 迷いながら 今日も
有限を 生きている