勝手時間が流れる世界
st

名探偵コナンが
1000話をこえて継続中だ

アニメでしか実現しない
魔訶不思議な世界なのに

誰も異議を唱えないのは
なぜだろう

SFだとワリキレバ
許せるかというと

SFにもない
フザケタフザケタ世界なのだ

見るたびに
やっぱり引っかかる

作者の
フザケタその態度

数十年は
経っているはずなのに
誰も歳を取らず

主人公や友達たちは
小学生のまま

その他の
登場人物も

なにやらほとんど
変わりが見られない

それじゃあ
時間がほとんど
止まっているかというと

結構古い
過去の出来事や事件とかの

つながりがある
事件などもあるから

時間はどうやら
ふつうに流れているようだ

要するに
作者の勝手気ままな
都合のよい時間経過という

アキレタ
勝手時間が流れているのだ

高校生だった主人公が
薬を飲まされて

小学生にされてしまうのは
SFにはよくある話だとしても

この
勝手時間というものは
とてもSFだとは言えない気がする

SFなら
多少の理屈がなければ
読者は納得しないだろう


そんな勝手時間が流れていても
誰も異議を唱えないし

引っかかるけど
違和感はそんなには感じない

サスペンスの
謎解きの面白さが

勝手時間が流れる世界の
矛盾だらけを隠して
尚おつりが来ているのだろう


シャーロックとコナンドイルのファンとしては


これからも黙って目をつぶり


見守ってゆくしかないかな笑








自由詩 勝手時間が流れる世界 Copyright st 2022-10-28 07:10:56
notebook Home 戻る