憧れ
ミナト 螢

眼差しの向こうで
あなたが微笑んだ

瞬きをしても
消えなくて
その幻が
もっと遠くへ
行くのだと思っていた

だから最後に
掌を合わせて
痛みを知りたくなった

尖ったものが
心を貫いて
熱く燃えていく

あなたの未来で
この先もずっと
歩けるように


自由詩 憧れ Copyright ミナト 螢 2022-09-24 08:31:05
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