明けそう
mizunomadoka


額縁の窓
永遠に満たされる水瓶
夏の森の色

逃げ場はない
37.2℃のキスをする
薄明の薄命の

言葉を探した
孤独だと言った
朝になれば死んでしまうと

目が覚めて
疲れた私が空を見上げてる

もう書かれないあなたの心が
夜に刺さってる







自由詩 明けそう Copyright mizunomadoka 2022-08-22 05:11:40
notebook Home 戻る  過去 未来