銃爪
あらい

酔っ払いの特売日に倒れこむことは、この地球のかけら。アップテンポでも薄化粧は忘れないよ。アグレッシブでもない テナガザルは道草だらけ修正液未満の汗をかく。
それでは丸い、バーミヤンの勢力圏を老眼と直射日光で立ち向かうパイの実のしわざとあって、迷宮にて幽霊。産婦人科で海開きを待っている、パンドラの箱の自主映画を、隣人とチキンと、荷物持つ。
これは留守番電話とじいちゃんばあちゃん。抱きまくらの殺傷能力とカモフラージュされたフラミンゴを丸洗いにする酷暑のなかだって、天日干しされた布団には敵わない、歴戦の勇士とは鎧戸ともらい泣く。

大晦日の黄昏から

アンヨはピクニックに出かけたまま、操縦桿を握る草食男子、シーザーサラダの前に寝転んでいる、テリヤキバーガーのおんなのこと。思い出す顔になって。空っぽのイに、無理やり落とし込んだ。
なんてうそだよ。陰謀論とはマタタビの、あられもなく、つばさもない未来像は、アンドラゴラスの羊、「正しく数えなさいな。」
遅滞した小惑星と虐殺したシュレディンガーの猫 その食肉祀り。神経衰弱とボードゲームのオンオフも、浪人の、やる気スイッチも、バイトと窓辺と図書委員にある、ある外的要因の、
狩猟生活ノイローゼとぐずぐずの鼻水と簡単な指相撲が香水を得た魚のよう、スイーツに爆速する/ペンだこと寝坊する、舌たるかな/滴るかな。
ノンカロリーなカモメを和綴じした陳腐なピカレスクロマンと盜まれた、銃口に華を手向けろ。今こそ立ち上がれ手の汚れた糞ども。
フリーキックの、チャラいヤツ、パツキンに調合して豊胸した夜型を着こなし だれにでもレッテルを。なあ、ステッカーになる。


自由詩 銃爪 Copyright あらい 2022-06-30 22:59:37
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