酔っ払いの特売日に倒れこむことは、この地球のかけら。アップテンポでも薄化粧は忘れないよ。アグレッシブでもない テナガザルは道草だらけ修正液未満の汗をかく。
それでは丸い、バーミヤンの勢力圏を老眼と直 ....
浮かばれなかった頃
どんより曇り空で
僕は必死にもがいてた
その時の もがきが
土台となり
僕を生かしているんだよ
だから
どんな日も
必要な日だったんだよ
あの
退屈な夜 ....
仮寓の蝸牛には
やり残したことがいっぱいあるのだが
奇遇という気球に乗って
無音の空の旅をしてみたかった
修羅場という修羅場がなくて
絵になる風景も知らずに
雑踏に紛れて遺伝子 ....
はてしない水に
あらわれた沖という感じ
子どもらが
ゆびでつくったさんかくを
ひろげるとみち
こえにだすと
胸にひびくはてしなさ
どこまでもつづくうねりへは
近づきすぎてはいけない ....
冬の曇天が続き部屋の中は寒い
セラミックヒーターから出る温風だけが温かい
背中で詫びながら
16本390円のフォルテをまた買ってきた
1本149円のコカ・コーラも止められない
赤字覚悟の確信 ....
えー、んー、と、ごめん、誰だっけ?
誰でしょう?
田中?
そう、タナカです
うそ! ちょっと変わりすぎ、まじ、田中!?
ハッハ、マジタナカです。
おれは知らない同窓会に参加する
知らない ....
痛みというものが こわくないから
なぜ泣くのかも 分らない
ひとりだって 平気です
身体よりも はやこころ砕け
足あとだけは 感じているのか
文字に見えない けれどはっきりと
ことばだ ....
あなたの言うあなたが誰なのかわたしは知らないし
押し入れは騒がしい
新しい殺虫剤を買い
特に何もせず昼を夜にする
手を汚したくなかった
「手を汚したくなかった」
まあそうだよね
....
{引用= 我が友、田中修子に}
時折西風が吹く
そして天使が笑ふ
するとさざ波が寄せ返し
沖を白い帆が行き過ぎる
砂に埋れた昨日の手紙を
まだ浅い春の陽ざしが淡く照らす ....
誰よりも
遠くへ飛べる気がしてた
ぶらんこ漕げば空に近い頃
かなしさと
やさしさはどこか
似ています
悲しいひと ....
本のこどものシッターをした
本もまだこどもなので
ヨチヨチ歩きだった
いっちゃメという国へ
いきたがり
やっちゃメという冒険を
したがった
なかなか語彙を食べてくれず
困っていると
....
詩人の友の「活動二十周年」を祝う
朗読会に出演した
それぞれの闇を越えて、再会を祝う
ステキな言葉の夜だった
トリの朗読をした彼が
最後の詩を読んだ後
客席の後ろにいたほろ酔 ....
目の前に海があった。
白く塗られた桟橋を、水着の上に服を着た人たちが歩いていく。
コーヒーカップは私の皮膚を透過せずに、指先でとどまっている。
すれちがいも融合もせずに、触れあえることを不思議だ ....
東京ドームのまんなかで腰をふったよ、わたし
観客5万4千人 全世界同時ナマ中継
相手は神さまだったから わたしもすごく真剣だった
わたしは処女でもなんでもなかったから
前に寝た男たちは全員、シ ....
大゜揮∞ ₎ぴろき∞₍さんのおすすめリスト
(14)
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日付
銃爪
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あらい
自由詩
2
22-6-30
福沢諭吉
-
ruruka
自由詩
3
22-4-7
蝸牛のうた
-
マークア ...
自由詩
18*
22-1-25
水の世
-
soft_machine
自由詩
1
22-1-22
みんな疲れているんだよ
-
ジム・プ ...
自由詩
7*
22-1-18
マジタナカ
-
ゼッケン
自由詩
2
22-1-16
しでむし
-
soft_machine
自由詩
3
21-12-6
こっち見んな
-
いる
自由詩
5
21-11-29
告別
-
石村
自由詩
28*
21-11-10
ひかりのノート
-
青色銀河 ...
短歌
2
21-10-30
ブック・シッター
-
道草次郎
自由詩
4
21-3-28
Avanti
-
服部 剛
自由詩
4*
20-11-7
MJ
-
mizunomadoka
自由詩
6
10-4-6
まな板本番ショー
-
ゼッケン
自由詩
20
06-4-29