何か
ひだかたけし
なんにもない
向こうに
何かがある
王国は滅びゆき
魂の故郷は常に輝き
孤立は一掃され
孤独は俊立し
私たちは
ともしびを失った亡命者
脳髄の導火線に火をつけろ
脳髄の導火線に火をつけろ
日々は絶えず渦を巻き
何も無い、不安に耐え
巨大な虚無に差し込む光
なんにもない
向こうに
何かがある
自由詩
何か
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ひだかたけし
2022-06-13 18:11:18
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