ミナト 螢

いつも正しい姿を求めた
あなたに相応しくあるように

鏡の前に立つ時
映して欲しいのは
どんな顔だろう

銀色の中に
置いた寂しさが
濡れたみたいで冷たい

あなたと出会って
完成したパズルは
もう隣に座ることができなくて

そのどれもが
鏡を信じて
光っていた


自由詩Copyright ミナト 螢 2022-04-12 17:55:39
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