花の声
秋葉竹
甘ったるい
花の香りがする季節
君を想って、虹を渡った
孤独だと
瞳の色が語ってる
ようにひとすじ流れ落ちたね
赤色の
口紅塗るのがへたくそな
しあわせだという、桃色の歌手
嘘じゃない
泣きたいほどの幸せが
真っ直ぐつづく道を知ってた
情熱は
そばにいることだと思う
寒い心にさせないために
月の声
震える心に入りこみ
「ダイスキ」なんて嘘つく面影
甘すぎる
さよなら色の花びらが
ひらひら舞う春、君とあそんだ
深夜2時
空気が澄んだ冬の部屋
孤独の声を聴いてしまった
自由詩
花の声
Copyright
秋葉竹
2022-03-15 06:25:11