髭
草野春心
肩甲骨
と彼は呟いたが
そこから話はどこへも進まず
木管の音が間抜けに溢れる
さっき沸かした湯が
冷めていく
嗚呼、
髭。
自由詩
髭
Copyright
草野春心
2022-03-02 22:55:39
縦