光
ひだかたけし
作りかけで壊れた
断片を繋ぎ合わせ
星のように祈った
暗がりから白手が伸び
祈りのカタチを崩していく
後腐れのない別れ、転がる骸
哀しみは億万と木霊し
形態は次々と破壊され
永遠を募る囁きが
魂の刻印を残して
今、今にも消えていく
かつてわたしたちが見つめていた
遠い遥かな光のように
自由詩
光
Copyright
ひだかたけし
2022-02-02 19:20:46
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