思う
こしごえ
思うからこころに力がわいてくる。そう
思う。
大切な存在や大好きな存在を思う
さまざまな物事を思う
たとえば、
あなたを思う
お世話になっているシャーペンを思う
ひぐらしの歌声を思う
光る風のゆくえを思う
思う
けれども
思うことで時にはつらくなる
つらくなったら思わない
けれども
自分の思い通りにいくとは限らない
そういう時には思うことも思わないことも
自然に任せる。そう
思うだけでは進まない物事もあるけれど、
思うだけなら自由
思う力は思いを強め
つながっている宇宙と共に思う私は
思う
たとえば、
七月の終わり頃の日が落ちた
夕方の西の
蒼く透けている空を
思う
さよなら またね