全然痛くなかったーから
もう取り返しがつかぬまでの距離は
驚くほど短い

この誰もがピヨって弱っているときに
彼らは何をしているのか
攻撃的になっていた
それも弱っていたからなのだろうか

詩人と常人の線引きを明確にしない
しても詩人に軍配は上がらない
僕にとっては

お兄さん、お兄さんのお顔は
どうしてそんなにでかいの？

と、赤ずきんのような言葉を吐き
もうピーとも泣かない僕がいる