安曇野春句
妻咲邦香

まつすぐに 空を断つなり はつ燕

遅れても ええよとめくる 梅暦

まだ上手く ないのとすねる 水仙歌

ひばかりの 道に迷いし草だまり

色知れど わすれ去られし 蕗ノ薹(ふきのとう)

常念の 目尻たらせば 春よ去り


俳句 安曇野春句 Copyright 妻咲邦香 2021-04-03 00:28:27
notebook Home 戻る