無風
空丸

日が暮れ また陽が昇る
あたりまえのことに心が向かうとき
もう怒りはない
風もない

逸れた鳩がじっとしている
群れに戻れるだろうか
気にかけながら通り過ぎる
通り過ぎてばかりだ

日記に「特になし」と書いた一日が
一番思い出深い
確か木曜日だったか
雨は降ってなかった


自由詩 無風 Copyright 空丸 2021-03-25 17:52:05縦
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