夜の彼方に
番田 


僕はベッドの上で
そしてあるべきものを 口にする 僕は
この天井の向こう側には無いものを
そこに揺れていた 草を ひとり 見ていた


子供の頃の公園で
手にしたことのある 石ころ
そしてたたずんでいた 雲
時のそこに流れていた 公園で


自由詩 夜の彼方に Copyright 番田  2021-01-22 01:10:13
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