あたらしい闇(メモ)
はるな



祈りを焚べる、夜、朝、昼にも。
あ   というまに夜になってしまう。秋だもの。だから真っ赤な落ち葉をなん枚も拾って持ち帰る。でも乾いて暗くなってしまう。暗くなると、あかりが余計まぶしく白くみえるよね。
遠いみたいに。
明るいところから暗いところはみえないけど。
見えるように、祈りを焚べる、その火はけれども、あたらしい闇をつくる。どんなに世界のすみへいったとしても。



散文(批評随筆小説等) あたらしい闇(メモ) Copyright はるな 2020-11-27 17:02:30
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