9.11─コロナ─米国不正選挙
一輪車

これほど人々の想像力が萎えた時代に、同じ空気を吸って息をしていることがじぶんにはなにか信じられない。
想像力とは何か、想像の力とは何か。
その程度のことについて考えることもできないのだろうか。
頭はなるほどいいのだろう、しかし想像力がごそっと欠如したホモ・サピエンス・サピエンスが
生殖と捕食を繰り返している、ただそれだけの世紀がいまここにある。
なんと恥ずかしい世界だろう。
いまや人類はミミズにも劣る。

かんたんな例題を出してみよう。
こないだ安倍という男が総理を辞任した。
だれもが病気が原因であると受け取っているが、米国の不正選挙と関係があることを想像の力ですぐに理解できなければいけない。
接線を引いてみるのだ。
もし安倍が辞任していなければどうなったかと。
そうすると、まだ大統領選が終わってもいないのに世界中のメディアが米国大統領として既成事実化しようとしている
バイデンと安倍のあいだにどれほどの軋轢や齟齬が生じるか、まざまざと像が浮かぶ。
あれだけトランプと親しかった安倍では都合が悪いのだ。
だから事前に辞任した。もちろん安倍が辞任するにはそれなりの情報が官邸にもたらされていた。
どんな手を使っても米国のエスタブリッシュメントたちはトランプを大統領の座から引きずり降ろすだろうということはわかっていた。
事実、日本の首相が大統領選の前に菅に変わったことで、
なんのぎくしゃく感もなくさっそく菅はバイデンに祝電を送くることができている。
安倍が残っていればこうはできなかっただろう。
そして病気で辞めたはずの安倍だが、元気いっぱいだ。笑ってしまうほどの茶番だ。
この程度の想像力はミミズですらもっている。

ミミズの想像力すら奪われた受験脳のホモ・サピエンスどもを見ていると
穴があったら入りたくなる。人類がここまで劣化した時代がかつてあっただろうか。

かつて9.11なる大事件が米国であった。
これはミミズ程度の想像力があればすぐにマッチポンプであると理解できる。
構造や構図がコロナ騒動や今回の米国不正選挙とそっくりなのだ。
陰謀論? 笑止だ。
陰謀論などというタワゴトは陰謀のない世界で生きている生物のいうことだ。
奸智に長けた人間の住む世界に陰謀がないなどとどうしていえるのか。
まして資本主義経済は煮詰まれば煮詰まるほど、つまるところ陰謀でしか動かなくなる。
弱肉強食。食うか食われるか。権謀術数しかなくなった世界に陰謀がないなどありえない。
ところが受験脳なるものは、この、想像力なるものを人類から徹底的に奪うように出来ている。
そして自分たちに都合の悪いことをすべて陰謀論で片付ける言論構造が社会にもたらされた。文字通り都合が悪いからだ。

9.11─コロナ─米国不正選挙というこれら一連の陰謀の流れとその背後にある勢力について
わたしは百万言を費やして縦横に語ることができるがそれよりも
せめて詩など書こうという者がミミズ程度の想像力はもつべきだ。
きみたちはミミズ以下だ。


というと、こんな反発があるだろう。
政治的に常通的な動向がどうして詩や詩人と関係があるのかと。
おれたちは四畳半的な狭い空間的自己の世界の失恋や家族問題や精神障碍についての悩みを
せつせつと詩にたくしているだけだ、
政治のごたごたなんてカンケーねえよ、リベラルといわれる人たちの言説に賛成していればそれで十分だという人がいるだろう。
わたしにいわせるとその反発自体が、そのカンケーすら想像できないミミズ以下のゴキブリが
詩もどきを書いているということの証明になるのですがね。





散文(批評随筆小説等) 9.11─コロナ─米国不正選挙 Copyright 一輪車 2020-11-27 02:05:56
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