もの語るの虚と真実
アラガイs
みさめがふりつづけばつちはながされて
わたしがうまれた
由来から植物は埋もれ酵素も分解されて
腐食の生きものたちがはみ出してくる
始祖鳥は甲骨の碑をながめる古生代の 類型
ジュラ紀の攻防よ
くりかえされた絶滅に物語は終わらない 未明の化石物
わたしがねむり
起き上がろうとしているあなたのなかで新たな創造が始まる
いまにも倒れそうなわたしは
誰かに認めさせよう 死んだ
と告げる 見ることもない五月雨は続き
ゆめにみる回廊
わたしに嘘の文字を吐かせるために
自由詩
もの語るの虚と真実
Copyright
アラガイs
2020-07-22 15:55:32
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