バイオリンという贈り物
朝焼彩茜色

バイオリンは4次元以上からの贈り物
テレパシーのイメージを深める響き
感嘆しかない殺風景の脳味噌から視覚に送られる 映像
それこそ共有したいワンネス

こう感じているんだ
そう感じているんだね 

草原の地球の角で 空の色が角を丸く撫でてゆく
草が最初に気がついて 手招きをするんだ
弦は背筋を伸ばして 空のその手を仰ぐ

贈り物の想いを込めて 瞳を閉じさせて委ねるんだ この星に
願いを音から光にかわるまで 流れて昇ってゆくんだ

バイオリンという贈り物


自由詩 バイオリンという贈り物 Copyright 朝焼彩茜色 2020-06-20 21:42:55
notebook Home 戻る  過去 未来