すっと孤独に留まりながら(改訂)
ひだかたけし

この深夜、
網戸越しの夜風に当たりながら
独り在ることに寛いで
宇宙の時流に乗っていく
すっと孤独に留まりながら
この隙間だらけのあばら家に
雷鳴が轟くのを待っている

境界の門が開く、その時を







自由詩 すっと孤独に留まりながら(改訂) Copyright ひだかたけし 2020-06-07 03:40:12
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