恋の嵐が過ぎ去るまで
卯月とわ子

恋の痛みとかよくわかならいけど

今、あなたに恋をした
スポンって勢いよく
穴に落ちるみたいに
あなたに恋をした

良いことも悪いことも

どうでも良くなるような
あなたの嵐みたいな姿が
わたしをまるっと巻き込んで
恋の匂いをわたしにまとわせる

触れてみたいと思うたび

あなたに触れたら怪我をすると
わたしの中の何かが囁く
そのとおりだって頷く素直なわたしと
そのままじゃいられない我がままなわたし

告白とか

そういうことは出来ないから
わたしの中で終わりがくるまで
あなたを想っていよう
恋の嵐が過ぎ去るまで


自由詩 恋の嵐が過ぎ去るまで Copyright 卯月とわ子 2020-05-27 02:32:54
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